家具コレクターが注目するアンテーク家具はコレ!

アンティーク家具の魅力は職人さんのこだわり

アンティーク家具をこよなく愛する人ならば、それを作った職人さんの「こだわり」も感じるものです。アンティークは「100年以上時が経ったもの」に対して使われる言葉ですが、物作りに対して本格的にこだわり始めたのは第二次世界大戦後と言われています。

ヨーロッパでは建築美などの概念がギリシャ時代からあったので、歴史を感じさせるアンティークな物が多いようです。古いものを使い続けてきた重みこそが家具の風合いに反映されるという、時の流れまでもを価値に入れているところが通常の家具と異なる点です。

コレクターが欲しがるアンティークは?

アンティーク家具コレクターが注目するのは、「芸術性」の高さです。それは職人さんのこだわりでもあり、それと同時に家具に美しい表情を与えています。装飾方法にも色々あり、時代によってもよく使われている型は異なります。

装飾方法の例をあげると、透かし彫り(ピアースカーピング)やリネンホールド型(リネン・ホールド)などがあります。透かし彫りには2種類あり、文様を透かすことで素地を残す技法と、文様の周りの素地を透かす技法があります。リネンホールド型はナプキンを巻いたり畳んだりした時のような見た目にする彫刻技法です。

椅子の脚に使われる技法では、初期のルネッサンス時代からあった球根形の膨らみのあるフォルムにしたり、バロック式のボールが繋がったフォルムに仕立てるボール形などの技法があります。現代でも人気が高いのは、ジャコビアン・リヴァイヴァルというデザインで、ヴィクトリア時代の様式のものです。これにはエクレクティックという過去の良いものを取り入れたデザインが使われています。

機能美も気にしてみると?

機能性も重視するコレクターならば、機能美もコレクター魂を揺さぶるかもしれません。本物のアンティーク家具には、美しいデザインや装飾だけではなく、使い心地の良さという機能性を持ち合わせているものもあります。

確かにデザインが美しければ飾っておく目的には事足ります。見た目重視ならばそれでも問題ないかもしれません。しかし、本当に質の高いものというのは、機能性も兼ね備えているものです。機能性が高い家具というのは、職人さんが使う人のことを考えながら作り出しているからです。

コレクターにとって「職人さんのこだわり」「歴史の重み」「デザイン」「機能美」が備わっているアンティーク家具は、誰がなんと言おうとも価値を感じるものです。